2022年10月8日(土)~10日(月)の3日間、栃木県大田原市美原公園野球場・第2球場にて第77回国民体育大会・ソフトボール競技会成年女子が開催されました。

ソフトボール競技【成年女子】結果

1回戦_北海道戦

(群馬)○寺田-上林
(北海)●小泉、澤田-渋谷
本塁打:中溝・我妻・工藤(群)、3塁打:我妻・藤本(群)、2塁打:中溝(2本)・内藤・上林(群)

寺田愛友投手5回をパーフェクト、ランナーを出さず試合終了！

この試合、群馬県は寺田愛友投手、北海道は小泉幸代投手で始まる。初回、群馬県は先頭打者の原田のどかが内野安打で出塁、松本怜奈がFCで一死一二塁ここで中溝優生が左中間へスリーランで先制。２回表は上林藍子・我妻悠香・藤本麗３連打で2点、原田のどかが犠牲フライでさらに１点追加。この後、松本怜奈・工藤環奈・中溝優生・炭谷遥香・内藤実穂の5連打で3点、その後も我妻悠香のスリーランでこの回9得点のビッグイニングになる。3回表は、炭谷遥香・上林藍子のタイムリーでさらに3点、合計17点。守っては寺田愛友投手が5回をパーフェクトで一人もランナーを出さない好投。この試合5回得失点差コールド、群馬県チーム「１７-０」快勝でした。

準々決勝_京都府戦

(群馬)○濱村-我妻
(京都)●三原-藤原
本塁打:工藤・内藤(群)、3塁打:なし、2塁打:なし

濱村ゆかり二安打完封、最終回に工藤 環奈・内藤実穂の本塁打で勝利する！

この試合、群馬県は濱村ゆかり投手、京都府が三原千空投手で始まる。初回、群馬県の攻撃は松本怜奈がデットボールで出塁するが、後続なし。1回裏は濱村ゆかり投手が三者凡退に抑える。その後、双方ランナーは出すものの、ダブルプレーや離塁アウトなどで得点にはつながらまま最終回を迎える。7回表群馬県の攻撃は、代打に上林藍子を送ると、レフト前ヒットで出塁。ここで工藤環奈がセンターオーバーツーランホームランで決勝点を挙げる。さらに、内藤実穂がダメ押しとなるセンターへの特大のホームランで試合を決める。この試合群馬県成年女子チームは「３-０」で勝利しました。

準決勝_鹿児島県戦

(鹿児島)●中野、竹原-谷川
(群馬)○寺田、勝股-上林、我妻
本塁打:内藤・炭谷・原田(2本)(群)、3塁打:なし、2塁打:工藤(群)

内藤実穂・炭谷遥香・原田のどかのホームラン攻勢で圧勝、決勝へ駒を進める

この試合、群馬県は寺田愛友投手、鹿児島県は中野花菜投手で始まる。寺田愛友投手は3回までパーフェクトに抑え、北海道戦から8イニング走者を出さない好調をキープ。この試合、群馬県チームの長打攻勢で序盤で態勢が決まる。１回裏、工藤環奈のセンターオーバーツーベースヒット、続く中溝優生がフォアボール内藤実穂のレフトオーバースリーランホームランで先制すると、さらに炭谷遥香も右中間へソロホームランで一挙4点リードする。4回裏には、原田のどかレフトオーバーツーランホームラン、松本怜奈右中間へツーベースヒットで、続く工藤環奈がレフト前タイムリーヒットで7点リードなる。5回表は、エラー絡みで1点献上するも、6回裏に我妻悠香のフォアボール、藤本麗のファースト前セーフティバントヒット無死一二塁、ここで原田のどかがレフトオーバースリーランホームランを放ちゲームセット。群馬県は寺田愛友・勝股美咲の完封リレーこそ逃しましたが、「１０-１」で快勝しました。

決勝戦_神奈川県戦

(群馬)○濱村、寺田-我妻、上林
(神奈)●長谷川、田内、佐藤-清原
本塁打:炭谷(2)・中溝(群)、3塁打:なし、2塁打:那須(神)

コロナ禍延期・中止となり3年ぶりの優勝、群馬県成年女子は2018(福井)・2019(茨城)・2022(栃木)と３連覇となりました。

この試合、群馬県は濱村ゆかり投手、神奈川県は長谷川鈴夏投手で始まる。1回表群馬県の攻撃は、松本怜奈がライト前ヒット、工藤環奈がフォアボールで一死一二塁、続く中溝優生のレフト前タイムリーヒットで先制すると、炭谷遥香のセンターオーバースリーランホームランで初回に4点リードする。2回表には二死後、松本怜奈がフォアボール、工藤環奈のセカンド内野安打ここで、中溝優生がライトオーバースリーランホームランでこの回３点追加する。3回表には炭谷遥香のレフトオーバーソロホームランで3回までに8点リードする。守っては、先発濱村ゆかり投手が2回裏に杉本梨緒にショート内野安打、継投した寺田愛友投手は5回裏に那須千春に右中間へツーベースヒット、1本ずつ2安打されるも完封リレー！群馬県成年女子チームはこの試合「８-０」で圧倒しました。