第49回 日本女子ソフトボールリーグ 【決勝トーナメント】

更新日:2016年11月29日

結果

2016第49回日本女子ソフトボールリーグ1部決勝トーナメント結果

 

 第49回日本女子ソフトボールが11月6日の第10節でリーグ戦終了。太陽誘電ソルフィーユは17勝5敗・リーグ戦2位で決勝トーナメント進出しました。決勝トーナメントは11月26日(土)・27日(日)に、明治神宮野球場東京都新宿区霞ケ丘町3-1開催されました。今年のチームスローガン 和 ~すべてをひとつに~ を合言葉に、日本リーグ優勝・日本一に向かってチーム一丸となって挑戦してきました。23年ぶり7回目の優勝を目指し、最後の戦いに挑みました。

 

<結果>

11月26日(土)
①【第1試合】11:00 (リーグ1位)トヨタ自動車 レッドテリアーズ vs (リーグ2位)太陽誘電 ソルフィーユ

残念ながら、打線打線振るわず散発3安打、今年のリーグ戦初の完封負けを喫し大事な初戦を落とす

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 R
太陽誘電 ソルフィーユ 0 0 0 0 0 0 0 0
トヨタ自動車 レッドテリアーズ 1 0 2 0 1 0 X 4
(太陽)●藤田、尾﨑-佐藤
(トヨ)○アボット-峰
本塁打:山崎・峰(ト)、3塁打:なし、2塁打:長﨑(ト)

②【第2試合】13:30 (リーグ3位)ビックカメラ高崎 BEE QEEN vs (リーグ3位)日立 サンディーバ

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 R
ビックカメラ高崎 BEE QEEN 0 0 0 0 0 0 4 4
日立 サンディーバ 0 2 0 4 0 1 X 7
(ビック)●上野、濱村-我妻
(日立)○小薗、山中、小園-清原
本塁打:田邊・山田(日)、3塁打:なし、2塁打:なし

11月16日(日)
③【準決勝】10:30 ①の敗者 太陽誘電 ソルフィーユ vs ②の勝者 日立 サンディーバ

3点ビハインドから粘り7回に再度リード許すも、タイブレーカー劇的サヨナラで決勝戦へ

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 R
日立 サンディーバ 3 0 0 0 0 0 1 0 4
太陽誘電 ソルフィーユ 0 0 2 1 0 0 1 1x 5
(太陽)藤田、○尾﨑-佐藤
(日立)泉(礼)、●小薗-清原
本塁打:河野・尾﨑(太)佐々木・山田(日)、3塁打:なし、2塁打:佐藤(太)

④【決 勝】13:30 ①の勝者 トヨタ自動車 レッドテリアーズ vs ③の勝者  太陽誘電 ソルフィーユ

藤田倭、モニカ・アボット投手戦、最終回粘りを見せるもソルフィーユ決定打なく準優勝

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 R
太陽誘電 ソルフィーユ 0 0 0 0 0 0 0 0
トヨタ自動車 レッドテリアーズ 0 1 1 0 0 0 X 2
(太陽)●藤田-佐藤

(トヨ)○アボット-峰

本塁打:なし、3塁打:なし、2塁打:坂元・知久(ト)

 リーグ最小・少数先鋭チームの太陽誘電 ソルフィーユはV7を目指し、決勝トーナメント2年ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たしました。第1試合はリーグ戦1位通過のトヨタ自動車と2位通過の太陽誘電 ソルフィーユとの対戦がおこなわれました。先発した藤田倭投手は「驚異の二刀流」としてレギュラーシーズン投手として最多勝・打者として本塁打王・打点王の「二冠」合わせて三冠の活躍、決勝戦進出を狙いましたが、初回二死からレフト線ギリギリの打球がフェア判定、ここから失点。3回には連続本塁打を浴び、この試合0-4の敗戦で、敗者として準決勝(3位決定戦)に回りました。

 準決勝は、リーグ戦3位通過の上野投手を擁するビックカメラ高崎を撃破し準決勝進出を決めた打線好調な日立サンディーバとの対戦になりました。ソルフィーユは先発の藤田倭から尾﨑望良に交代、尾﨑が実質的な先発。しかし、初回に4番佐々木にスリーランを浴び3点ビハインドを背負い試合はそのまま進み、3回裏ソルフィーユは岡本がレフト前ヒットで出塁すると続く河野が左中間へツーラン1点差とする。続く4回裏にソルフィーユ尾﨑がソロホームランで同点に追い着く。しかし、7回表サンディーバ山田にソロホームランを浴びリードされる。その裏、ソルフィーユは原田が四球、河野フェンス直撃ライナーを好捕され絶体絶命に追い込まる。しかし、藤田がしぶとくセンター前で繋ぎ、大塚がレフト前タイムリーで再度振り出しに戻す。タイブレーカーに突入した8回にはサンディーバは強行策に出てくる。ここを無得点に抑える。その裏、2塁走者に尾﨑を置きキャプテン佐藤の一振り左中間へサヨナラタイムリー劇的な勝利で決勝戦へ駒を進める。再び、トヨタ自動車 レッドテリアーズ決勝の大舞台での対戦となる。

 決勝戦は藤田倭とモニカ・アボットの投手戦になりました。2・3回とレッドテリアーズ先頭打者の坂元・知久の二塁打から1点づつ献上。そのまま、最終7回表、ソルフィーユの攻撃は、先頭打者の河野ライト前ヒット、続く大塚が四球で無死一二塁のチャンスに4番藤田で盛り上がったが、アボットに三振を喫し、最後はダブルプレーでゲームセット。レッドテリアーズに0-2で敗戦するも、2016シーズン太陽誘電ソルフィーユは準優勝を飾りました。一年間応援本当にありがとうございました。