北京五輪　3位決定戦

（オ）スメサルト、●ハーディング－ティトキューム
（日）○上野　－　峰
本塁打：廣瀬（日）、ワイボーン、3塁打：狩野（日）、ルイス（オ）、2塁打：藤本（日）

1回表のオーストラリアは、上野投手を攻め、ポーター選手のヒットとルイス選手の3塁打で先制点を挙げる。一方の日本は2回、3回はヒットの走者は出るものの無得点。2回以降は上野投手も立ち直り相手打線を抑えた。4回裏の日本は、馬渕選手がヒットを打ち、2死1塁で6番廣瀬選手がライトスタンドに2点ホームランを打ち、“2－1”と逆転する。5回、6回は両チームとの走者を出すが無得点に終わる。7回表のオーストラリアは2死後ワイボーン選手がホームランを打ち“2－2”の同点とした。　7回裏の日本は2死1塁で、藤本選手がレフトオーバーの2塁打を打つが1塁走者の三科選手がホームを付き、アウトで延長戦となった。8回表からは無死2塁から始まるタイブレークとなるも、両チームとも無得点のまま10回まで進む。11回の表のオーストラリアは2死2塁となるが、疲れの見えた上野投手からワード選手がレフトにヒットを打ち、1点を入れ“3－2”とリードをする。11回裏の日本は犠打で1死3塁とし、4番馬渕選手がレフトにヒットを打ち、“3－3”の同点とする。12回表のオーストラリアは四球と犠打で1死2－3塁とするが後続打者が上野投手に抑えられ、無得点に終わる。12回裏の日本は1死満塁とチャンスを広げ、西山選手がライト前にサヨナラヒットをうち、日本が決勝戦に進むこととなった。　上野投手はこの日2試合の延長戦を戦い、21イニング318球の投球となった。